Friday, December 30, 2005

ユスナールの靴

仕事のときに穿く、新しい靴を買った。
いままで使ってた安物はとっくにすり減ってしまったし、いまいちサイズが会わなくて、足が痛くなっていた。
 新しい靴は、柔らかいゴムでできてて、底が厚くて歩きやすい。長靴か、おじいちゃんが穿くマジックテープで留める介護靴みたいだけど、なによりテカってないのがいい。どこまでも歩いていけそうな気がする。

 スーツが好きじゃないし、なにより仕事が好きじゃないから、ってことでビジネス服に金をかけるのをためらってたけど、まあ転職しても使うかもってことで納得して、スーツもコートも鞄も買って、最近で全部一式新しくした。iPod-nanoの4Gも買った。新しいものは気分がいい。
 
 実際に買って所有するということで、自分がなにが嫌いか、というマイナス発見をした。
 

 ・テカテカした靴が苦手。
 家庭内害虫を彷彿とさせる。ハゲてたら、頭のテカリと対をなしてて二重に脂っこい。

 ・金属が苦手だ。 
 帯電体質なので、よく静電気が起きる。この時期はいちいちバチバチしてストレスがたまる。
 静電気が起きなくても、金属に触れてると力が吸い取られるような気がする。

 ・掃除機の音が苦手
 あの音がなんだか神経に障る。ほうきで掃いて、ぞうきんをかける、という一連の動作に比べると、なんだか味気ない。

 ・黒が嫌い
 しかし買ったものはすべて黒だ(iPod nanoも含め) 前持ってたスーツも鞄もiPod(これはまだ持ってる)は黒ではなかったのだけれど、社会人は黒が無難だと思って黒にした。持てないほどでは苦手ではないし、まったく似合わないこともない。逆をいえば、苦手なものを持つことで、自分を合わせようとしているのだと思う。