Wednesday, January 11, 2006

荒地を生き残れ 〜新年の抱負に代えて〜

 以前、オノ・ヨーコがインタビュ−で言ってた言葉、今でも好きでよく考えてる。オノヨーコさんのことはよく知らないけど。

 「ポジティブなことにエネルギーを注がなければ、この世界は生きて行けない」って。
 「生き残りたかったら、いいことを考えて実行しなさい」

 怒ったり、悲しんだり、憎んだり、そういうネガティブなことにエネルギーを使ってたら、
 狭くなったこの世界では、悪意はたちまち自分を軸にして燃え広がり、煙に巻かれてこの世界で窒息してしまう。

 心に風が吹かなくなって、悪意に飲まれたら、僕はもう一歩も歩けないで、そのまま地面にめ沈み込んでしまうような気がする。本当に実感としてそう思う。笑ってくれる家族や、恋人や、友達のおかげでこうして歩いて来れた。

 寂しいときは、種を植える人のことをずっと考えてる。手紙を書くひとのことをずっと考えてる。
 空の星のことをずっと考えてる。
 何年も何万年も何億光年も、遠く遠く離れた、まだ見ぬ光の存在を想う。
 それを見るのは誰だろう。それを見るのは誰だろう・・・・・・・
 ないけれども、それは確かにある。
 見てくれるだれかがいる。いまは見えなくても、光を放つものがある。


 後悔したり、憎むには、あまりにも時間はない。
 感謝は足りてるか。誠実であるか。本当に自分はそれをやりたいのか。後悔はしないか。
 絶えず自分自身に問いかけていきたい。